2017.12.4 屋内リフォーム

子ども世代へ住み継ぐなら!チェックしておきたい耐震工事のお話

鹿児島のリクシルリフォームショップ「タカショー」がお届けする、お役立ちリフォームブログ第7回のテーマは「耐震工事」。

 

子どもが巣立ち、自分自身の“セカンドライフ”を考えられている方に質問です。マイホームは将来、子どもの家族に譲りたいですか?もしくは2世帯での新しい生活?その場合チェックしておきたいのが、マイホームの“耐震レベル”。ずっと住み続けられる住まいにするために、今一度耐震対策について考えてみましょう。

施工時期で分かる“耐震レベル”

住宅ごとの個体差はありますが、施工した当時の建築基準と照らし合わせることで“耐震レベル”は3つに分けることができます。果たしてあなたのマイホームは?

1981年6月以前に施工

1981年(昭和56年)6月以前に建てられた住宅は、旧耐震基準を元に設計されたものである可能性が大!現在の住宅に比べると、構造自体がもろいと言わざるを得ません。築年数が40年前後であることを考えても、大掛かりな耐震補強リフォームが必要になります。

1981年6月以後~2000年6月以前に施工

1981年6月に施行された新耐震基準によって、木造住宅の耐震性は大きく向上しました。震度6強から7程度の地震でも、倒壊・崩壊はしない程度の強度を持っています。しかし、新耐震基準では基礎の形状や、柱・筋交いの金物補強に関して規定がないので、住宅によってはこの部分に問題があることも。

2000年6月以後に施工

耐震基準の次なる転換期となったのが、1995年に発生した阪神・淡路大震災。これを経て、2000年に大きな改定が行われました。

 

改定されたのは大きく3つ。

・地盤に合わせた基礎の形状

地盤調査が事実上必須となり、地耐力に合わせた基礎の仕様が規定されました。

 

・柱、筋交いの接続方法

柱が基礎や梁から引き抜かれてしまう現象を防ぐため、補強金具の設置やその種類が規定されました。

 

・耐力壁のバランス配置

耐力壁(地震の揺れに耐えるための壁)の量を確保するとともに、バランス計算による配置が必要になりました。

 

これにより耐震性はさらに向上。2000年6月以降に建てられた住宅であれば、間取りの変更などがない限り、耐震補強リフォームは必要ありません

“耐震レベル”に合わせてリフォームを

2000年6月以前に施工された住宅については、耐震診断を受けられることをおすすめします。その結果、耐震補強が必要となった場合、どんなリフォームになるのか?その費用は?気になるところを、これからお話しますね。

 

1981年6月以前に施工されていた場合

住宅全体をまんべんなく補強

まずは、壁や床を剥がし、住宅全体の構造から確認します。柱と柱の間に筋交いを設け、補強金物を追加。床には構造補強板を敷いていきます。現在の耐震基準に合わせるための工事で、費用は500~600万円が目安です。

 

各地方自治体で補助金が用意されていることも。お住いの地域によってはお得にリフォームできるかも知れませんので、市町村のホームページなどをチェックしてみましょう!

1981年6月以後~2000年6月以前に施工されていた場合

耐震補強に合わせて間取りの変更も

1981年6月以前と同じく、壁や床を剥がして構造の確認を行いますが、補強金物の設置が主になります。耐力壁のバランスによっては、柱や梁の取り替え・補強が必要になることも。それでも費用は200~300万円と、1981年6月以前の住宅に比べると半額ほどです。

 

また、この時期に建てられた住宅にお住まいの場合、子どもの独立などで生活スタイルが変化する時期に差し掛かっている方も多いはず。子どもに家を譲るのであれば現代的な間取りへ、2世帯同居の場合は部屋数を増やすなど、より住みやすい間取りへの変更を検討してみませんか?

 

耐震補強リフォームと間取りの変更を一緒にすると、解体や内装工事などの作業が一度で済みます。お住いの方の負担が減り、費用も抑えられ、工期も短くなって、と良いことづくめなんです。耐震補強に合わせて、より暮らしやすい住まいへのリフォームもご検討されてはいかがでしょう?

タカショーMemo:一番簡単な地震対策は収納?

最後に、今すぐできる地震対策のお話を。収納の見直しについてです。「地震と収納にどんな関係が?」と思うかもしれませんが、思い出してみてください。地震のニュースで

 

「寝室で寝ていたら洋服タンスが倒れてきて、とても怖かった」

 

こんなインタビューを聞いたことありませんか?

他にも、高い位置に重たい書籍が積まれていたり、食器をキッチンに置いたまま、なんてことはないでしょうか?もしものときに、落下物で怪我をしたり、割れた陶器やガラスで足を切ったりと、何気なく行ってきた収納が危険の素になっているかもしれませんよ。

まずは収納の見直しを

“安全のため”を念頭に、家の中の収納を見直してみましょう。もし「収納が足りない」と感じているのであれば、物を減らすことも必要です。例えば最近着ていない洋服、読み終わった本、いただきものの食器などなど。

 

「捨てられない」と思ったときは期限を設けてみてください。1カ月、全く使わなかったら、それはこの先も使わないと判断して、思い切って手放す。そうすると、案外必要なものは少ないことに気づくはずです。

 

タカショーでは、整理・収納に関するアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください!

それでも足りないときには新たな収納を

そうやって物を減らても、やはり収納が足りないときはリフォームを検討するのも一案です。タカショーでおすすめしているのは、玄関ホールからリビングの間に新たに収納を設けること。例えば階段下のスペースを収納として活用すれば、日用品のストックや非常時用のバッグを仕舞っておくのに便利ですよ。

 

まずはご自宅へお伺いして、収納量や位置を検討。最適な収納プランをご提案いたします。


いかがでしたか?

 

今回は施工時期別の耐震対策のお話でしたが、皆さんのお住いの耐震レベルはどうだったでしょう?当然、この耐震レベルも一つの目安ですので、細かく調べるには調査が必要です。

 

もし不安に感じられるのであれば、タカショーまでご相談ください。より詳しく、地震対策についてお話しさせていただきます。