2020.6.1 資金について

リフォームの最適タイミングとは

「我が家を建ててから、もう10年以上になるけど、どの位経ったらリフォームを考えるべきなの?」

築年数が経つにつれ、家の劣化や問題等、だんだんどと増えますよね。

 

さて、今回の匠ブログでは、タイトルのように新築時から何年くらい経ったら、どのようなリフォームをした方がよいのか「最適なタイミング」をご説明いたします。

 

今回は木造住宅を想定してご説明いたしますが、気候・風土なども含めた立地や、建物の素材・構造などによって状況は変わってきます。

 

「天井から雨漏れが…」「トイレが流れない…」などと、急な問題が発生する場合もございます。家によって使い方も変わってきます。

 

そのため、即補修工事などの思ってもなかった出費が増えていく前に、劣化・老朽化によるもので、日常生活には支障がなくても、良いタイミングでリフォームすれば長期コストとして安くで済むことになります。

 

「今はとりあえず壊れてないし、工事はしなくても良いかな…」と思いがちになってしまう方が大半ですが、年数が経つことで古くなることは当たり前であり、故障する可能性も新築当初と比べて確率は高いです。

 

今は困ってないからといって、リフォームを先延ばししていると、結果的に大規模修繕が必要となるケースも少なくありません…。

 

もう一度わが家を意識的に見て、まずはどこからリフォームした方が良いか考えてみるべきですね。


築5~10年のリフォームポイント

建ててから築5~10年を迎えると、浴室のドアや給湯器、ガスレンジなど、普段の掃除の仕方によって変わりますが、汚れや劣化が気になる時期ですよね。

 

屋外の外壁や屋内の壁も、ある程度の汚れやキズなどは付いてくると思います…。

 

生活に支障が出ていない段階で、あまり気にならない部分でも早めに修繕等をしておくと、より長持ちに繋がってきます。

 

また、築10年になると、床下や柱にシロアリが発生している可能性がある為、点検をする事が大事です!

給湯器などのガス機器リフォーム

築年数がまだ浅い10年未満の家でも、付属の機器などが故障になってしまうケースも少なくありません…。

 

ガスの宇湯沸かし器の調子が悪くなったら、小型の湯沸かし器など、ガス機器の交換や改修などを行うべきです。

浴室などの住宅設備リフォーム

築10年経つと劣化し始めるのが水まわり設備です。

 

キッチンやバス、トイレは掃除が手間で、そのまま放置してしまいますが、掃除をしなさすぎも劣化に繋がってきます。

 

また、浴室のドア部分であったり、便座のふたなどが壊れてしまうケースもあります。

ベランダなどの屋外リフォーム

屋外の中のベランダは、雨ざらしになりやすく、掃除をしないまま放置してしまうとごみや落ち葉で排水口が詰まり、水浸しなります。

そのため、朽ちるのが早くなります。

 

排水口などにもゴミがたまると排水管ごと変えないといけなくなるので、ベランダだけではなく、屋内でもこのようなケースが発生することも少なくありません。

色あせや剥がれなどの外壁塗装リフォーム

数10年経つと、全面的に汚れが目立つというより、部分的に塗装が剥がれていたり色あせが発生している場合があります。

 

新築当初、キレイに塗装されていても、雨などにさらされると汚れてしまうのは当然です。

 

剥がれ部分や色あせしている部分が全面的にならないうちに、部分的でもいいので塗り替えをするべきでしょう。

築10~15年のリフォームポイント

築10~15年目に入ると、キッチン・浴室・トイレ・洗面台などの水まわりのリフォームを考えなければならない時期です。

 

毎日必ず使用している住宅設備になりますので、カビや水あかなど、簡単には取れない汚れ等が発生しやすいので、他の部分に比べて劣化は早くに始まります。

 

屋外では屋根や外壁、雨樋などは雨や台風等によって、損傷を受けている可能性も少なくありません。

 

築10~15年で水まわりや外壁・屋根などの補修・修繕をしておかないと、雨漏りなどによって構造材に悪影響を及ぼす可能性もあるため、注意が必要です。

畳の張替リフォーム

畳には食べ物に例えると「消費期限」があります。

畳をの消費期限は、約10年と考えていた方が良いです。

 

畳の張替は、すべての枚数を替えたとしても、大範囲にならない事もありますので、割安で張替を行うことが可能です。

 

畳というものは、木材等の素材に比べると、割とすぐ痛みやすいです。さらに日光が当たっていると色も早く変わります。

 

「今回は1枚だけの張替で…」と1畳分だけ替えるとすると、色などが不細工に感じてしまうので、全面的にリフォームをした方が新築に戻ったかのように綺麗な畳へと印象も全く違ってきます。

フローリングの張替リフォーム

築10年を超えるとフローリングの張替えを検討しても良い時期かもしれません。

 

「10年経ったけど、まだまだキレイだし大丈夫!」と感じている方も多くいらっしゃいますが、一部分に痛みや傷がある場合は、一部だけ張替をすることが大事です。

 

また一面だけでなく、全面に張替てもそれほど費用は高くないので検討してみても良いと思います。

屋根のリフォーム

屋根は毎日見るわけでもないので、後回しになりがちです。

 

自分たちでは屋根を見ることは厳しい…という方は、築10年を迎えた際に点検や改修を行うべきです。

 

もし、点検や改修を行わずに15年以上が経ってしまうと雨漏りはもちろんですが、屋根の剥がれが目立ってしまうケースもあります。

 

ですので、定期的なメンテナンスを欠かしてはいけません。

雨や自然災害から家を守る大事な部分ですので、点検や実際に見てみることが良いです。

築15~20年のリフォームポイント

築15年を超えると、木造住宅にとっては大規模なリフォームを決断しなくてはならない時期です。

 

築15年未満の場合は、目に見える箇所を改修・補修を行えばよかったのですが、過ぎてしまうと土台や給排水管なども劣化している場合もあり、シロアリ被害がないかもチェックする必要があります。

シロアリ予防・駆除について

15~20年経つとシロアリなどが発生しやすく、床下などが知らぬ間にシロアリの巣があったりしている可能性があります。

 

またシロアリのほかに害虫もいたりすることがあります。

その為、定期的な床下・天井裏などは点検と、家全体の駆除をやっておくべきです。

新築当初にはないバリアフリーを

建てたときは自分が歳をとるなんてことは考えていないかもしれませんが、10〜20年も経つと、家と一緒で私たちも年代が変わってきます。

 

家を建てた時が30歳でも築20年が経つと50歳になり、健康問題に支障が出てくるでしょう…。

 

また、両親と別居していたが、介護のため一緒に暮らすようになったなどの二世帯住宅になる場合、バリアフリーにすることを忘れてはいけません。

 

例えば、車椅子が通れるようにスロープをつけ、段差を無くしたり、車いすでも使用できるような洗面台やトイレにすることや階段の高さを低くする等、年代が変わるとそういったことも検討しておくことが大切です。

築20~30年のリフォームポイント

日本の一般的な住宅は30年程度が耐用年数とも言われており、30年目を迎えると「そろそろ建て替えも…」と建て替えを含めた検討が必要です。

 

一方、30年も経てば、新築時と比べて家族構成やライフスタイルも変わっているので、その後の生活設計を考慮したリフォーム計画を進めていくことが大切です。

地震などに備えた耐震リフォーム

今は、1981年より前に建てた家は耐震基準を満たしていない家に該当することになっておりますので、現在では35年以上築年数がある家は耐震化を図るリフォームをしなければなりません。

 

東日本大震災や熊本地震など、身近に大きな地震が発生しております。

 

自分たちの身を守る為に、地震に備えた耐震リフォームを検討すべきです。

建て替えにする?リノベーションにする?

30年を超えると、ローンも払い終えている場合もあったりしますよね。

 

そこで、建て替えを図るケースもあります。リフォームではどうしようないほど直す部分が大きいと、まるごと建て替えた方がいいと考えてしまいますよね。

 

リノベーション(全面リフォーム)だと、1000万近くかかることも場合によってはあります。建て直しだと3000〜4000万することもございます。

 

コストを抑えたい方は、リノベーションを選ばれた方が良いと思います。


いかがでしたでしょうか?

 

築年数に分けたリフォームのタイミングをご紹介いたしました。

 

タイミングは人それぞれですが、定期的なメンテナンスや補修等を行うことによって、家が長持ちすることに繋がります。

 

普段から家をしっかり見て、30年経ってから住設機器のリフォーム等が必要にならないように、築5年~10年目で部分的な補修や改修等の割安で済む対処も必要です。